アメリカ流の合理的な販売・広告戦略

こんにちは、この記事は不動産仲介会社・不動産管理・不動産オーナーの方向けの記事です。

今回は私、川上が米国で体験した不動産の販売・広告戦略について解説します。

私が1年強住んでいたのは、テキサス州ダラスです。

以下、街並みの参考動画

◾️成約までの時間を短くする合理的考え方

私が米国の不動産会社に勤めた当初、ある住宅を販売する機会がありました。その住宅はテキサス州ダラスの北側に位置する住宅です。 一番最初に不動産会社のブローカーに言われた言葉は「Hi Masa!あなたは3人の内覧者を見つけることがノルマです。住宅を売ろうとは考えなくていい」です。私は最初なんのことかと思いましたが、あるデータについて説明をされた時に納得しました。 そのデータとは、エリア平均の内覧成約率です。つまり何組の内覧者で1件部屋が成約しているのか?ということデータです。ダラスは3件の内覧者で1件の住宅が成約しているエリアでしたので、3件の内覧者を獲得することが目標になったのです。内覧者を獲得するためには、問い合わせを獲得する必要があります。問い合わせを獲得するためにはポータルサイト上でのPV数を獲得する必要があるのです。

◾️PV数はどのくらい増える?

2022年9月の正式リリース後にSUUMO上で実際にどのくらいPV数が増えるのか?を検証してきました。これまで多くの物件で平均2倍以上のPV数増加の結果が出ております。 特にファミリー系の物件では3倍以上のPV数を獲得するケースもあり高い効果を実現しています。 PV数増加が、問い合わせ数増加に繋がり、内覧社数増加に繋がっています。内覧社数を獲得するための対策として、まずは多くの顧客に部屋を見てもらうこと。興味を示してもらうことが重要だと考えています。

◾️ポータルサイトに利用できない?

全国の様々な大家の会でセミナー行った際に、大家さんよりよく相談されることがあります。 それは、「管理会社さんからCG加工された写真は、誇大広告に繋がるから利用できないと言われた」ということです。これは本当に多くの方から相談を受けます。デジタルステージングされた写真をポータルサイトに掲載することは可能です。ただし、いくつかの注意点があります。 主なものは以下の通りです。

1,画像説明の箇所に「家具はCG加工されています」の記載が必要

2, 実際に入るサイズの家具の設置が必要

1LDKの部屋にグランドピアノをCG加工で設置する等は現実的ではありません。実際に設置できないからです。実際に搬入搬出できない家具は設置してはいけないのです。 このようなルールを守り、消費者に誤認、誇大広告とならないように運用することが必要です。

お読みいただきありがとうございます。次回も不動産販売の更なるノウハウを共有します。お楽しみに。