物件成約するまでの流れ!デジタルステージングの効果を整理

今回は、物件成約するまでの流れとデジタルステージングの効果を整理したいと思います。

・デジタルステージングを利用したが成約しない理由

ある時デジタルステージングを利用したオーナーから連絡がありました。「川上さん、デジタルステージングを利用してみて内覧者数は増えたのですが、成約しないのです!どうしてですか?」とのことです。物件は福岡でしたので、タイミングを合わせて福岡に行き、現地の状況を確認しに行きました。オーナーは購入後2年間一度も物件を見に行ったことがないということです。物件に到着し玄関ドアを開けるとすぐに成約しない理由がわかりました。以下のような状況だったのです。

・ドアを開けたら下水のにおいがする。

・フローリングがめくれている

・押入れの奥にカビが発生

このような状況ではデジタルステージングを利用し、内覧者が増えたとしても成約には至りません。

・デジタルステージングの効果を整理

物件を成約させるためには上部の図のような流れがあります。デジタルステージングの効果とは、

”インターネット上で選ばれる物件になる為の工夫”に該当します。

デジタルステージングとは、PV数、問合せ数、内覧者数の向上に効果があります。ある統計データでは、内覧成約率が55%の首都圏では、2組の内覧者数で1部屋成約に繋がります。2組の内覧者数を獲得するためにコストパフォーマンスの高い広告戦略をを考えるならばデジタルステージングは良い空室対策となり得ます。多くの内覧者数を獲得したとしても、内覧時に良い印象を与えられない物件だった場合には、成約に繋がりません。やはり最低限、内覧時に選ばれる物件になる為の工夫が必要です。入室時の第一印象、香り、明るい雰囲気作りを疎かにしていては成約には繋がらないのです。

今回は、デジタルステージングの効果を整理しました。皆様の不動産経営のヒントになれば幸いです。

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https://digitalstaging.co.jp